2022年12月08日

22.12.08 防衛力抜本的強化に

本日8日、岸田総理は防衛力の抜本的強化に必要な財源を確保する増税措置の検討を自民党に指示した。

2023年度から5年間の中期防衛力整備計画(中期防)における防衛費を約43兆円。

現中期防の総額約27兆4700億円から防衛力抜本強化に向けて積み増される。

5年目の27年度には、防衛に資する研究開発など安全保障関連の経費と合わせ、北大西洋条約機構(NATO)にある対国内総生産・GDP比2%以上とする。

「安保3文書」の年末改訂に盛り込まれる。

2022年度の防衛費は約5.4兆円で、23年度には約6.5兆円とし、27年度に向けて毎年増額させる。

現在、中期防の防衛費には、防衛に資する防衛省以外の研究開発費や公共インフラ(社会基盤)整備費などは含まれていないが、政府はこうした安保関連の予算を計上する仕組みを創設する方針だ。

そして、防衛費に安保関連経費を合わせ、27年度にGDP比2%以上を目指す。

因みに、22年度当初予算の防衛費のGDP比は0.96%。現行の経済規模だと2%は約11兆円となる。

【衆・本会議】
◎採決
・総務: (衆)地方自治法
・消費者: 消費者契約法・国民生活センター法【緊急上程】

     寄付不当勧誘防止等法【緊急上程】

Posted by ryosei_blog2 at 22:51