2021年12月22日

21.12.22 第207臨時国会において

第207臨時国会においては、「新型コロナを克服し、新しい時代を切り拓く」という 岸田首相の所信表明のもと、一般会計総額が35兆9800億円余と 過去最大となる補正予算が成立しました。

18 歳以下への 10 万円相当の給付として、1兆2162億円を盛り 込んでいるのをはじめ、売り上げが大きく減った事業者に最大250万円を支援する費用として2兆8032億円を計上しています。

また、経済安全保障の強化に向けて、半導体の製造拠点の国内整 備を促すための基金に6170 億円、看護や介護などの現場で働く 人の収入の引き上げに2600億円を計上しています。

新型コロナへの対応では、病床の確保や公立・公的病院の専用 病床化、飲める治療薬の薬事承認などを進めるとともに、3回目のワクチン接種をできる限り前倒しすることが決定しました。

16日間の短い会期の中で令和3年度補正予算やや関連法などを成立させ、コロナ対策や経済対策に資する財政的な裏付けの道筋をつけることがでたものと考えます。


Posted by ryosei_blog2 at 22:13