アジア・中東出張6日目。
先ずは、岡田英之・ホーチミン日本商工会議所会頭はじめ在越・日本企業の皆さんと昼食会をかね意見交換です。
その後、ホーチミン証券取引所を往訪し、チャー所長と会談。
ホーチミン取引所は、時価総額・売買高においてベトナム国内最大の取引所。
ベトナム政府は、国際競争力のある企業育成・環境整備のため、ベトナム株式市場の効率性の改善や、監督・監査機能の強化を通じた市場の公正性・透明性を図り、ベトナム株式市場を国際水準にまで高めることを目指しています。
こうしたことから、本年3月より我が国は国際協力機構"JICA"による株式市場育成に係る技術支援プロジェクトを開始しており、チャー所長との意見交換では、我が国の金融行政の知見・経験が必要な場合には、引き続き最大限の協力をさせて頂く旨申し述べました。
会談後には、チャー所長の案内で取引所内の視察を。
取引所の建物は、かつては国会の議場としても使用されていた歴史のあるものです。
ベトナム戦争証跡博物館を視察です。
ベトナム戦争に関する史料が数多く展示されており、戦争の悲惨さと平和の尊さを後世に伝えるものです。
その後、近接するサイゴン中央郵便局へ。
エッフェル塔の設計者で知られる"ギュスターヴ・エッフェル"が手掛けた歴史的な建物で、現在も郵便局として営業しています。