27日出張2日目、対馬市役所にて、長崎県及び対馬市の概況を、里見副知事・比田勝市長から説明を受け、意見交換しました。
続いて、しいたけ生産施設である(株)翔栄へ。
建設会社から異業種参入し、原木を使ったしいたけ“華茸”のブランドを開発しています。
次に、マグロ養殖の(有)西山水産”さんへ。
養殖本マグロ“トロの華”のブランドを開発。
浅芽湾の自然の入江に設置した生簀にて、マグロに餌をやる現場を拝見しました。
そして、竜宮伝説が残る"和多都美神社"を経由し、水産加工の(有)対馬かまぼこ店へ。
対馬産あなご”対州黄金あなご”のブランド開発です。
島居代表の30年にわたる取組についてお話を伺いました。
昼食は、隣接のあなご亭で“あなごせいろ蒸し”。ふっくらして、とても美味です。
この後は、海上保安庁の業務に。
PS.市役所の床には分かりやすい案内表示が。
午後からは、対馬海上保安部の視察と保安官への激励に。
まず、女護島漁港岸壁から巡視艇“むらくも”に乗船し、洋上視察しました。
そして、旧海軍が開削した人工の瀬戸である“万関瀬戸”を船上より眺め、対馬海上保安部へ。
船内では、領海警備、外国漁船の監視・取締り等の業務について説明を受けました。
対馬海上保安部は、韓国と国境を接する国境警備の最前線で、管内は、国際海峡を有する海上交通の要衝です。
また、周辺海域は、対馬暖流の恩恵を受けた日本有数の好漁場であることから、外国漁船の活動も活発であり、その監視・取締りも重要な任務です。
逃走する外国漁船の取締りに際しては、悪質な妨害行為により、大きな危険を伴うことを改めて実感。国益を守る職員の皆さんの使命感に、改めて敬意を表するものです。
離島という厳しい勤務環境の中、職員の皆さんのご労苦は察するに余りありますが、引き続き、国内外の期待に応えるため、松本・対馬海上保安部長の下、職務に精励していって下さい。
保安官・職員、そしてご家族のご健康・ご多幸をお祈りします。
対馬海上保安部を後にし、厳原港にて港湾や航路の状況について説明を受けた後、フェリーにて壱岐島へ。2時間の船旅です。
離島にとって、航路は重要なインフラになります。
壱岐島・郷ノ浦港では、白川・壱岐市長にお出迎えいただきました。
白川市長は全国離島振興協議会会長でもあります。
夜は白川市長はじめ関係者と意見交換会を開催しました。
PS.壱岐での会合の“中締め”は、まだまだ夜は長いとの思いで、"中三合締め"。まだ七合あるって⁉