本日、阪神・淡路大震災から22年。改めて哀悼の意を表するとともに、防災・減災対策の重要性を認識する次第です。
今日から京都出張。担務の都市局、京都のまちづくり関係の仕事です。
雪の影響で20分程度遅れての京都到着です。
まずは、“梅小路公園”へ。
京都駅近くの旧国鉄梅小路駅貨物跡地に、京都市が平安建都1200年記念事業として整備した都市公園です。
京都の作庭技術の粋を集めた池泉回遊式の日本庭園である“朱雀の庭”や、多様な生き物が生息できる環境を復元した“いのちの森”などが整備されています。
さらに、京都水族館や鉄道博物館が民間活力により整備されており、都心部において、緑と賑わいが創出されています。
鉄道博物館は、技術面での解説に力を入れており、SLの転車台も迫力満点です。
また、京都・丹波口間の新駅設置の現場で状況説明を受けました。
続いて、“桂離宮”ヘ。
桂離宮は、八条宮初代智仁親王と二代智忠親王により造られた離宮で、日本庭園として“最高の名園”と言われています。
雪も残り風情があり、心深く感銘を受けました。
宮内庁管理で、以前より一般公開はされていましたが、平成28年8月から当日での申込も可能になっています。
観光振興の観点において、外国語での案内等、意見交換を行ないました。
さらに、“京都迎賓館”ヘ。
京都迎賓館は“伝統の粋を結集した和の設えの創出”“海外の賓客の利便性・快適性の確保”“京都御苑にふさわしい佇まい”とのコンセプトの下、京都御苑に建設された、国内随一の本格和風迎賓施設です。
とても落ち着いた品格ある施設でした。海外の椅子文化に配慮し、大広間には掘り炬燵も。
こちらも平成28年7月より、接遇等に支障のない範囲で可能な限り通年一般公開をしています。
本日視察した施設は、いずれも素晴らしいものばかりです。
日本の伝統や文化、良いものを如何にして国内外の方々に見せるか、サービス精神、日々の工夫の重要性を改めて実感した次第です。