2006年01月26日

06,01,26 施政方針演説と代表質問

 先週金曜日に政府四演説が行われ、引き続いて代表質問が行われました。
小泉総理は、総理就任から4年9か月あまりの任期を総括し、構造改革の成果と残された課題を整理しつつ、所信を述べられました。大きなポイントとしては、

 ・簡素で効率的な政府を実現する。そのために、行政改革推進法案を成立させ、道路特定財源の一般財源化、各種サービスの市場化などを進める。また、新規国債発行額を公約通り30兆円以下に抑え、プライマリーバランスの均衡を図る。
 ・経済の活性化を図る。海外からの投資、旅行社などを積極的に誘致する。また独創的な技術の開発、人材育成、新事業への挑戦などを支援していく。また、公正な競争を確保出来るようにする。
 ・暮らしの安心を確保する。年金、介護、医療といった社会保障制度を将来にわたって揺るぎないものとする。また、少子高齢化の流れを悔いとどめ、その一員となる男女共同参画を推進していく。
 ・国民の安全の確保。犯罪の防止・抑止のため、空き交番を減らしたり、不法入国者の厳しい管理を進めたりする。自然災害の多発に対し、万全の備えを敷くと共に、耐震強度偽装問題など各種の安全を担保する検査制度の不備を点検し、再発防止に努力する。
 ・「人間力」の向上と発揮。「物で栄えて心で滅ぶ」ことがないよう、新しい時代を切り開く人材を育成する。
 ・日米協調と国際協調を基本方針とした世界平和と安定への貢献。テロ、貧困、感染症の撲滅への努力を進める。また、中韓との相互理解と信頼に基づいた未来志向の関係構築を行う。

 こうした重要な演説に対し、野党の質問者から出された質問は、耐震強度偽造問題、ライブドア問題等、党利党略ばかりで別の場で議論すべき内容への偏りが大きなものでした。
 施政方針演説、代表質問を初めて経験することになり、大きな期待を持って臨んだ私としては、この議論の進め方には大いに不満を抱きました。

 小泉総理は、メールマガジンで、次のようにおっしゃっています。

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 演説の結びでは、幕末の志士、吉田松陰の「志士は溝壑(こうがく)に在るを忘れず」という言葉を紹介しました。これは私が学生時代に読んで感銘を受けた言葉ですが、難しい言葉です。特に、溝や谷という意味の「溝壑(こうがく)」という言葉は、知らない人が多いと思います。
 幕末の時代、国のため、明治維新のため、改革のために奔走する志士たちに対し、吉田松陰は、「志を遂げるためには、たとえ自らの屍(しかばね)を溝や谷にさらそうとも構わないという気持ちで国事に臨まなくてはならない」という覚悟が必要なことを説きました。
 すべての国会議員に、こういう志をもって国事に当たってもらいたい、改革を進めてもらいたいという気持ちをこめて、そして、自分にもそう言い聞かせる気持ちで、これを結びの言葉にいたしました。
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 自らに投げられた言葉としてかみしめると、改めて身が引き締まる思いです。
 1月26日からは施政方針演説をふまえ、予算委員会が開会します。予算の早期成立により、我が国の足場を固め、揺るぎない改革の足取りを進めていくためにも、精一杯努力して参ります。
  
Posted by tanaka_ryosei at 13:14

2006年01月22日

06,01,22 第164回国会開会

 第164回国会が開会されました。
小泉総理が9月に退陣されることを明言しておられるので、政治日程等を考えると、この国会が小泉総理の下で開かれる最後の国会となります。従って、必然的に総理の改革の総仕上げを行う為の道筋をつける国会、急ぐべきものは急ぎ行い、無理なものは後進に託していく体制作りをするための国会です。この国会は「行政改革国会」と位置づけられる事になります。

 景気回復の足取りを確かなものにするため、平成18年度予算の成立を急がなければなりません。、行政改革では、政府系金融機関の統合・業務見直し、社会保険庁改革などがすでに政治スケジュールに載せられています。
 また、昨年日本の人口が減少に転じたことで、対策がさらに急がれる少子高齢化対策、かねてより懸案とされており、与野党協議を進めることになっている年金一元化問題なども、予算成立後の重要課題となるでしょう。
 さらに今後の日本を形作る上で、避けて通れない改憲問題、国民投票問題、皇室典範の改正などについては、十二分の審議を尽くして論じていかなければなりません。

 前回の臨時国会は、郵政民営化問題を中心にばたばたと駆け足で通り過ぎた感があります。今国会は通常国会であり、初めて予算を審議する事になります。
 まだまだ初体験の事も多いですが、今後の150日が新たな日本を創る上での大きなヤマですから、小泉構造改革を支える自民党の国会議員としてよい仕事をすべく、精一杯努力していきたいと思います。
  
Posted by tanaka_ryosei at 12:15

2006年01月20日

06,01,20 自民党大会

一昨日、高輪プリンスホテルで自民党大会が開催されました。

 今年は、小泉総理が9月に総理をお辞めになることを宣言されていることから、改革の総仕上げに向けて、党が一丸となって一致団結し、突き進んでいかなければならない重要な年です。大会を通じ、私自身、あるいは周りの議員、党員も、改革に賭けるこの一年(一念?)の重要性について認識し、強い信念を抱いて活動していくことを胸に秘めています。表に表現される以上に、堅い結束の下、断固たる改革推進を旗印に、自民党は活動していくことが出来るのではないかと、党大会を見て感じました。スピーチをして下さった中島啓江さんのお話も、改革に勇気を与えてくれる、すばらしいものでした。

 大会に先立ち、自民党本部で行われた83回の全国物産展では、総理、大臣、党三役を始め、沢山の方々にご来場頂き、大いに盛り上がりました。出展にご協力いただいた内木酒造さま、また地元からも、党役員の方々にご来場頂き、心から御礼申し上げます。  
Posted by tanaka_ryosei at 10:33

2006年01月18日

06,01,18 小嶋・ヒューザー社長証人喚問とライブドア強制捜査

 17日、耐震偽装問題で、国土交通委員会にてヒューザーの小島社長の証人喚問が行われました。
 小島社長の証人喚問での焦点は2つ。ヒューザー社は、耐震偽装の事実を知りながら、瑕疵のある物件を販売したのではないか、という点が1つ目。小島社長が伊藤公介衆議院議員を通じて、影響力を行使しようとした事実があるのかどうか、という点が2つ目です。
喚問の中、小島社長が証言を拒否したため、事実上新たに明らかになった事実関係はほとんどなく、非常にいらだたしい喚問でした。

 またこの日、ライブドア社が風説の流布により、自社の持ち株の価値を高めた疑惑が持ち上がり、強制捜査が行われています。堀江社長は、同じ総選挙に立候補した人間として、また既存の規制、過去の因習にとらわれない時代の寵児として、いろいろと生き方を参考にさせて頂ける部分もありましたが、今回このような問題を引き起こされたのは残念です。

 小嶋社長の問題は、建築基準法の改正に伴い、建築確認を民間でも実施出来るようになったことで偽装しやすい環境が整ったこと、堀江社長の問題は、法整備の間隙をぬって、ふつうやらないとされる取引を進めたことに原因があるとされています。
 共通に見られるのは職業倫理、モラルの欠如です。

 今小泉自民党は、小さな政府を目指して改革を進めています。小さな政府実現には、自己責任、高いモラル、弱者への配慮、私が常々座右の銘として掲げるノブレス・オブリージュの精神が必要です。
 小さな政府を維持しながらよりよい政府、社会を作ることは、同時に日本人が全員で社会の成熟を促し、自らを律していく精神を養うことが重要になってきます。

 彼らが道をはずしてしまったとすれば、我々がこれから目指す社会に、どのような歯止めをもうけるべきなのか、あるいはどうやればこうした問題を引き起こすことのない、高いモラルを維持出来るのか、非常に大きな問題提起がなされたと考えるべきでしょう。

 今後、問題の行方を注視していきたいと思います。  
Posted by tanaka_ryosei at 15:49

2006年01月09日

06,01,09 新年出初式

 今年は各地で近年まれにみる寒波に襲われ、著しい豪雪の被害が出ているようです。被害に遭われた方々には、心からお見舞いを申し上げます。
さいわいにして我が埼玉県は雪寒地帯ではないため、こうした被害に遭ってはいないものの、自然災害、乾燥に伴う火災などは決して少ないわけではないようです。

 こうした中、1月9日、戸田市、さいたま市の消防出初め式が行われました。
 消防団は、行政の担う消防署とともに、地域防災を担って下さっている団体ですが、団員の皆様は基本的に公務員の立場ではなく、民間人の有志の皆さんによる活動で成り立っています。
 コストカッターとして勇名を馳せておられる竹中総務大臣も、(主管庁ということもあるんでしょうか)地域防災の重要性を強く認識しておられるようで、消防分野は他の分野と比べて、強力なてこ入れがなされているようです。
 小泉構造改革が進める「小さな政府」のあり方を考えていく上で、コミュニティを自ら守る消防団のあり方は、先行的な成功例として参考になると思います。地域福祉、教育といった分野にも、官によるお仕着せではない、民間活力を有効に活用するための仕組みを導入することで、安全・安心を保証できる、地元密着の組織を通じた活動のあり方が模索できるのではないかと思いつつ、消防団の皆様の新年の活動の勇姿を拝見させていただきました。

 今年一年の地元の災害被害の低減のため、皆様のご活躍と無事故をお祈りします。
  
Posted by tanaka_ryosei at 12:05

2006年01月08日

06,01,08 新年会に参加して

 衆議院議員として、初めての新年を迎え、今地元の新年会に参加させていただいています。
 今年は新人ということもあり、たくさんの方々から声をかけていただいています。今年は、こうした機会を生かしたいと思い、時間の許す限り参加させていただくことにしました。そうした中で、やはり地元の方々と直接接して、いろいろとお話を伺うことは、私たち政治家にとって、非常に大事であることを痛感しました。

 政治家という人間は、世の中をよくしたいと、自分はこうやりたい、という信念を持ってこの職に就くことが多いだけに、自分の意見に固執する視野狭窄に陥りがちです。
 このようなときに、地元の方々とお話すると、自分の意見以外にも、もののとらえ方が異なっていたり、発想の転換とのきっかけとなったりするご意見を頂いたりできることがよくあります。必ず政策を組み立てていく上での何らかの発見が得られるのです。

 政治家は、理想を実現することが仕事です。しかし、自分の理想を追いつつも、それが正しい道であることを盲信することなく、常に周りの人々の理想と合致するよう努力しなければなりません。そのためにも、私は地元の方々とのコミュニケーションを通じて、政策課題を発見し、解決法を見いだし、立法のために努力する、そういうスタイルを貫いて行きたいと思います。
  
Posted by tanaka_ryosei at 15:51

2006年01月02日

06,01,02 新たな年を迎えて

 新たな年を迎え、・皆様の負託に応えるべく、一生懸命がんばって参る所存です。今年もどうか、ご指導、ご鞭撻のほどを、よろしくお願い申し上げる次第です。
私ども自由民主党は、小泉総理を先頭として、「改革」をスローガンに邁進することをお約束して参りました。
日本を取り巻く状況は、かつて日本が経験してきた高度成長期のものとは大きく変わりました。日本は人口の減少と高齢化が進み、社会保障にかかる給付額は急増しています。将来への不安を払拭するためにも、財政健全化への道筋をつけることが急務であり、改革の方向性を、今しっかりと示していかなければなりません。

直ちに取り組まなければならない課題としては、
●医療・介護・年金をはじめとする社会保障制度改革、
●国家公務員の人件費と総定員数の純減、
●国と地方の税財源を見直し権限を委譲する、三位一体の改革、
●政府系金融機関の統廃合、
●特別会計、特定財源の見直しなど、肥大化した行政をスリム化し、「小さな政府」を実現しなくてはなりません。

 どの改革を取り上げてみても、将来に渡りわが国の豊かさを持続し、国民の皆様にそれをきちんと享受し、子や孫の世代に継承してゆくために、必要不可欠な改革です。官の既得権益や抵抗勢力との妥協に陥ることなく、国民のためとなる政策を実現していかなくてはなりません。
株価は大納会で16,000円台に上り、失業率も低下し我が国経済にも明るさが見えて参りました。小泉構造改革が大きく進展した成果であります。
2006年はさらに「改革、加速。」の年にしていかなくてはなりません。

 相場の格言に、「申酉騒いで戌笑う」と云うものがあります。戌年の今年こそ、景気回復の明るい話題であふれる一年とし、皆様のあかるい笑顔が広がっていく、そんな社会をつくって参りたいと思います。

 また、昨日の天皇杯サッカー決勝で、我が浦和レッズが清水エスパルスを2−1で下し、見事優勝を決めたことは、大変うれしいニュースでした。25年ぶりの優勝に、関係者一同大いに喜び、健闘をたたえ合いました。祝勝会では、選手の皆さん、社長、来賓の方々を交え、次のAFC代表戦での優勝に向けて是非がんばってもらいたいと、出席者一同お祈りしてきました。今年もがんばれ、浦和レッズ!  
Posted by tanaka_ryosei at 10:57